そうでもないんです。
ピロリ菌は子供の頃(5歳ごろまで)に水や食べ物からうつるといわれていて、10代でおよそ4~5%、20歳代もおよそ10~15%の感染者がいます。
そして、ピロリ菌に感染している人は、感染していない人に比べて胃がんになるリスクが、はるかに高くなることがわかっています。
もしピロリ菌に感染していても、できるだけ早いうちに除菌をすれば将来の胃がんの予防になりますし、次世代への感染を防ぐことができます。
40歳になると胃がん検診が始まりますが、それまでに一度チェックを受けて、自分の胃をよく知っていただくことを私たちはおすすめしています。