膵がん早期診断プロジェクトについて
ピロリ菌検査と除菌治療の普及により、胃がんの死亡者数は劇的に減少し、胃がん撲滅の日が見えてきました。
一方膵がんによる死亡者数は増加して、第3位であった胃がんよりも多くなりました。膵がんは発見が難しく、診断された時には、すでに手遅れのことも多いがんです。
この予後の悪い膵がんを早期に発見して治療成績を向上させるために、ハタピの会では2021年から「膵がん早期診断プロジェクト」を立ち上げました。「胃がん撲滅から膵がん早期診断へ」をテーマに、今後も市民のための健康講座、NPOフェスティバルなどで、膵がん早期診断のための活動を予定しています。
膵がんは膵臓に限局している早期に発見することができれば、40%の方が5年生存可能です
国立がん研究センター がん情報サービス より引用